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マツ2006年11月25日 20:09

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クロマツ「黒松」(マツ科)
Pinus thunbergii

クロマツ→松・待・麻都

有間皇子
<磐白乃濱松枝乎引結眞幸有者亦還見武>
いはしろの濱松がえをひきむすびまさきくあらばまたかへりみむ

石川命婦
<麻都我延乃都知爾都久麻泥布流由伎乎美受弖也伊毛我許母里乎流良牟>
まつがえのつちにつくまでふるゆきをみずてやいもがこもりをるらむ

詠み人知らず
挽歌
<挂纒毛文恐藤原王都志彌美爾人下満雖有君下大座常徃向年緒長仕来君之御門乎如天仰而見乍雖畏思憑而何時可聞日足座而十五月之多田波思家武登吾思皇子命者春避者殖槻於之遠人乃都知爾都久麻泥布流由伎乎美受弖也伊毛我許母里乎流良牟>
かけまくも あやにかしこし 藤原の 都しみみに 人はしも 満ちてあれども 君はしも おほくいませど 往向(ユキムカフ) 年のを長く 仕へ来(キテ) 君之(ガ)御門を 天のごと 仰ぎて見つつ かしこけど おもひたのみて いつしかも 日足座而(ヒタラシマシテ) (もち月の) たたはしけむと わが思(オモフ) 皇の命は 春されば 殖槻がうへの (とほつ人) まつの下道(シタヂ)ゆ 登らして 國見あそばし なが月の しぐれ・後略

萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)1070頁
萬葉集新考第一・巻2 井上通泰著(國民圖書)194頁
萬葉集新考第五・巻13 井上通泰著(國民圖書)2911頁
萬葉集新考第七・巻20 井上通泰著(國民圖書)4134頁より


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